根管治療とは?
根管治療とは、歯の中心にある「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経組織が損傷したり、感染した場合に行われる歯科治療の一つです。
根管治療は、その病変を引き継ぎ、歯を保存するために行われます。
具体的には、歯の内部にある歯髄を削り取り、
その空洞(根管)をそして、根管を詰め物で充填し、歯の形状を元に戻すために修復を行います。
当院の根管治療
マイクロスコープ導入
当院では、日本で4%の歯科医院でしか導入されていないマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を導入しております。
マイクロスコープとは、肉眼で直接確認することができない患部も4から20倍まで拡大して見ることができるので小さな根管や、
微細な感染物まで目視することができる様になる機器です。
また、当院が導入しているマイクロスコープは内臓している4Kカメラで静止画や動画を取ることができるので
患者さんに自身のお口の中の状態や治療の説明などが映像として確認できるので安心していただけます。
マイクロスコープ専用処置室
当院では、マイクロスコープ専用の処置室があり完全個室でプライベートを守ります。
フルフラットのユニットを導入しており、長時間の治療になっても疲れない様なユニットの形を設計しており
材質も体に負担が少ないものを使っております。
患者さんに納得をした治療を行うため、モニターも完備しておりお口の中をマイクロスコープで撮影し、
これから行う治療や完了した処置の説明を行います。
カメラの画質も良く、細かな患部まで見ることができるので実際に行われている治療も分かりやすく安心できます。
根管治療を行う上では十分な設備を整えております。
精度の高い根管治療を行うための取り組み
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菌の侵入を防ぐ「ラバーダム」を保険適応で提供
お口の中には細菌が数多く存在しているので、
根管治療の際には細菌が歯の中に侵入しないようにする必要があります。ラバーダムとは、患部のある歯のみを露出してお口全体をカバーするシート状のゴムのことで、唾液や血液などの水分が歯の中に入ることを防ぎます。さらに、器具や薬品が口に落下するような事故を未然に防ぎ、
舌や唇が処置の妨げになるようなこともありません。メリットの多いラバーダムですが、保険が適用されないので、
一般的には自費診療となります。
しかし、当院では費用を負担し、保険適用での治療としています。
すべては患者さんのためによりよい治療を行いたいという思いからです。
ラバーダムについて心配なことがある場合は、事前にご相談ください。
使用せずに治療することも可能です。 -
先進機器wave oneの「NiTiファイル」を導入
当院では、根管の中の歯髄を除去する際に
Wave oneの「NiTiファイル」を使用しています。ファイルと呼ばれる細い棒状の部品が、従来のものより非常に
柔軟性があるので、細く湾曲した根管の治療も各段に精度が上がりました。また、3本のファイルを使って治療していたところを1本で治療できるので、作業の簡素化にもなります。治療時間も短縮でき、
患者さんの負担軽減につながります。